【コマンドライン】ファイルのアクセス(更新)日時の変更 [ touch ]
コマンドラインでファイルのアクセス(更新)日時を変更するtouchコマンドについて解説します。
検証環境
touchコマンド
touchコマンドは“ファイルのアクセス(更新)日時を変更するコマンド”です。
このコマンドで空ファイルを作成することも可能になります。
基本書式
$ touch [オプション] [ファイルパス]
オプション
主なオプションは次の通りです。
オプション | 内容 |
---|---|
-d "YYYY-MM-DD HH:mm:ss" | 日時を指定して変更 |
-c | 新規ファイルを作成しない |
引数
ファイルパス
ファイルパスは既存ファイルまたは新規ファイルのパスです。
サンプル
オプションなし
ファイルを指定すると実行時の日時でアクセス日時を変更します。
$ ls -l
-rw-rw-r-- 1 hacker staff 79 8月 20 13:48 memo.txt
___ih_hl_start
$ touch memo.txt
___ih_hl_end
$ ls -l
-rw-rw-r-- 1 hacker staff 79 8月 20 14:28 memo.txt
また、存在しないファイルを指定した場合、新規ファイルとして空ファイルを作成します。
___ih_hl_start
$ touch sample.txt
___ih_hl_end
$ ls -l
-rw-rw-r-- 1 hacker staff 79 8月 20 14:28 memo.txt
-rw-rw-r-- 1 hacker staff 0 8月 20 14:29 sample.txt
-dオプション
___ih_hl_start
$ touch -d "2019-04-24 12:45:00" memo.txt
___ih_hl_end
$ ls -l
-rw-rw-r-- 1 hacker staff 79 4月 24 2019 memo.txt
-rw-rw-r-- 1 hacker staff 0 8月 20 14:29 sample.txt
-cオプション
___ih_hl_start
$ touch -c text.txt
___ih_hl_end
$ ls -l
-rw-rw-r-- 1 hacker staff 79 4月 24 2019 memo.txt
-rw-rw-r-- 1 hacker staff 0 8月 20 14:29 sample.txt
マニュアル
コマンドの仕様(主な処理やオプション・引数など)は環境により異なる場合がございます。
利用環境での仕様は『コマンドのマニュアルを表示する』manコマンド等で確認しましょう。